『報道ライブ21 INsideOUT』 「共産党は『安倍政治』とどう戦う?」

先週、安倍首相が集団的自衛権を憲法解釈で認める方向で手続きを進めるという会見を行なった。
「日本人を輸送している米軍の艦艇が攻撃されたとき日本はその日本人を見殺しにするのか。だから、集団的自衛権が必要だ。」とか「漁船を装った武装した船舶が日本の船舶を攻撃してきたとき自衛隊は何もできないのか。」といった説明をした。安倍首相の説明に少し理があるように感じた。

そこで、共産党はどう反論するのかと思って、『本格報道 INsideOUT』を見た。
小池 晃氏(共産党副委員長)がゲストであった。
露木茂氏と黒塚まや氏が司会で、黒塚まや氏が安倍首相の説明内容を説明し、露木茂氏が小池 晃氏に淡々と質問し、解説委員の二木 啓孝氏が意見を述べる。

「日本人を輸送している米軍の艦艇が攻撃されたとき、日本はその日本人を見殺しにするのか。だから、集団的自衛権が必要だ。」との安倍首相の主張に対し、小池 晃氏は「いままでも紛争があれば日本政府は民間機を使って邦人を保護・輸送してきた。有り得ない事例を持ち出して、集団的自衛権を認めさせようとしている。」との趣旨を語る。

すると、二木 啓孝氏が「米軍を研究している人によれば米軍には民間人救出マニュアルがあり、救出の優先順位は1.アメリカ人、2.グリーンカードを持つ人、3.アングロサクソン、4.上記の人のペットである。」と語った。さらに、「そういったマニュアルの内容まで明確にしないと、集団的自衛権を認めるべきかどうか判断できない。」と述べた。
そういえば、映画「ホテル・ルワンダ」でも国連軍は欧米人だけ救出して、フツ族から逃げているツチ族は見殺しだった。

「漁船を装った武装した船舶が日本の船舶を攻撃してきたとき自衛隊は何もできないのか。」といういわゆるグレーゾーンについての安倍首相の問題提起には、小池 晃氏は「これは集団的自衛権とは関係ない話であり、正当防衛でも外国の民間の船舶を自衛隊が攻撃すれば日本が戦争を開始したことになる。外国の民間の船舶を取り締まるのは警察権であり、海上保安庁の権限である。共産党は以前から海上保安庁の装備を強化しするように主張している。」と述べた。
本当だ。外国の民間人を自衛隊が攻撃したら、日本政府が戦争開始したことになる。グレーゾーンということは、日本から見れば黒(中国政府による侵略)でも、中国政府は白(民間人の発砲・上陸)と主張してくるということだ。黒なら中国政府が開戦したことになるが、白なら日本政府が開戦したことになる。白か黒かは日中の水掛け論になり、外形的には白と見えるだろう。そうなれば、国際世論は中国に味方する。それが中国の狙いだろう。
安倍首相は自衛隊による武力行使をしたいという思いが強く、国際的な視点や冷静な判断力が欠けているようだ。

さらに、小池 晃氏は「安倍首相は『平和主義に沿って集団的自衛権を限定的に行使しアフガンやイラクに自衛隊を派兵することはない』と言うが、石破茂自民党幹事長は『安倍政権後はアフガンやイラクに自衛隊を派兵することもありうる』と語っている。」と述べる。調べると、東京新聞にテレビで石破茂自民党幹事長はそのような発言をしたとある。安倍首相の「限定的」は当てにならないようだ。

安倍首相の説明はかなり怪しいぞ。しかも、考えも浅いようだ。
アメリカはラオスのモン族、イラクのクルド人を利用するだけ利用して見捨て、そのためモン族は難民となり、クルド人はフセイン大統領に殺された。欧米に従っても、有色人種の日本人は利用されるだけだと思う。
映画「ブロークン・チェーン」も白人に利用されたアメリカ先住民の話だった。

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